身体が硬いと野球肘になる?
気温が温かくなり、本格的にスポーツの練習や運動量が増えてくる季節になりました。
今回は冬の寒い間に硬くなってしまったまま運動をすると起こりやすいケガの中でも、
野球肘についてお伝えしていきます。
「練習後に肘が痛む」
「球数を投げると違和感がある」
そんな時、ついつい肘だけに目が行きがちですが、
実は「身体の硬さ」が原因かもしれません。
野球肘とは?
野球肘とは過剰な投球動作(使いすぎなど)によって肘の関節、靱帯、腱、骨に負担がかかり、
炎症や損傷が起きた状態のことです。
なぜ野球肘になるのか
野球肘になる原因は「投げすぎ」だけではありません。
投球動作とは、下半身から生まれた力を指先に伝える「運動連鎖」です。
「投げすぎ」以外の要素として、
- 不良な投球フォーム
下半身や体幹をうまく使えず、手先だけで投げてしまう「手投げ」 - 柔軟性の低下による運動連鎖の破綻
肩甲骨、胸郭、股関節が硬いことで、どこかの関節で動きの連鎖が止まってしまい力がボールにうまく伝わらず、
足りない分の力や動きを連鎖の終わりに近い肘が無理にひねったり、伸ばしたりして補おうとしてしまう。
当院でできること
①急性期の炎症が強いとき
急性期で炎症が強い場合はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)を意識しましょう。
当院では炎症が起こっている部位以外の周りの筋肉を緩めることで回復の促進を目指します!
②痛みが減ってきたら
痛みが引いてきてからは、野球肘だからといって肘だけを診るのではなく、
「股関節の柔軟性」や「肩甲骨の可動域」を広げるストレッチなどを行い、
再発の予防とパフォーマンスの向上を目指していきます。
厚生労働省も推奨する予防の考え方では、スポーツ障害は「早期発見」と「環境調整」が重要とされています。
「適切な休養」や「全身のコンディショニング・ケア」を大切にしましょう!
参考資料https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-06-001
最後に
まずは「かかとを地面につけたまま、深くしゃがみこめるか」を試してみてください。
これが難しい場合は、股関節や足首硬く、肘に負担がかかりやすくなっているかもしれません。
もし気になることや、痛みがあるならぜひご相談ください!
今ある症状を放置せず、野球を楽しめる身体つくりを一緒に目指しましょう!













