マラソン大会直前の下肢ケア(鍼灸でできること)
マラソン大会までカウントダウンが始まると多くのランナーが、
疲労・筋肉痛・張り感・だるさを抱えやすくなります。
練習量が増えるこの時期に鍼灸治療を取り入れることで、筋肉の回復促進や疲労物質の軽減ができます。
また鍼灸は薬を使わない非薬物療法なので、他のケアと併用しやすいのも魅力です。
ここでは厚生労働省のエビデンスをベースに、
前回のブログの内容も交えてマラソン前の鍼灸治療のポイントを紹介します。
前回のブログはこちら
愛媛マラソンに向けて足周りの「疲労や痛み」対策 | 笑み+接骨院 今治店
鍼灸が大会前のケアに向いている理由
①筋肉痛や疲労の緩和
運動強度が高い練習後には筋肉痛が起こりやすく、下肢の張りやだるさの原因になります。
鍼灸治療は筋肉痛の緩和や回復促進の効果が報告されており、特に筋肉痛や筋疲労に対して
治療後に痛みが軽減します。
厚生労働省のスポーツ鍼灸エビデンスレポートでも、マラソン後の筋肉痛・筋硬度に対する
円皮鍼の効果が検討されている研究が紹介されています。
次の練習に備える回復ケアとして鍼灸治療がおすすめです。
②血流改善・筋肉のリラックス
鍼灸は筋肉の緊張を緩め、血流やリンパの流れを改善します。
これは練習で張って硬くなったふくらはぎ・大腿部などのコンディション調整に役立ちます。
(※刺鍼部位だけでなく遠隔部の血流が増加したといった報告もあります。)
鍼で筋肉の硬さを和らげることで、可動域の改善やフォームの安定にもつながり、怪我のリスクも減ります。
③心身のリラックス
マラソン前は緊張や不安が高まります。
鍼灸は自律神経の調節効果によって身体の緊張を和らげ、睡眠の質改善にもなります。
これはレース前の心身のコンディショニングに大きなメリットです。
大会前に取り入れたい鍼灸メンテナンスのポイント
✅練習後24~72時間以内のケア
大会前の週は張りやダメージが残っている部位に対して
早めの治療を行うと回復がスムーズになります。
鍼灸治療の回復効果は24~72時間の間で持続効果がみられます。
✅継続的な下肢の緊張緩和
ふくらはぎ・ハムストリングス・臀部などの緊張緩和は、フォーム維持にも役立ちます。
練習後だけでなく、軽めの刺激で継続的に筋肉のストレスを減らすスケジュールを組むとよいでしょう。
✅レース直前は強い刺激より調整中心に
大会直前(前日~2日前)は、筋肉を強く刺激しすぎないことがポイントです。
治療は血流促進・緊張緩和・リラックスを目的に、強い刺激は避けコンディション調整に特化した治療をしましょう。
鍼灸治療で期待できる効果まとめ
✅筋肉痛・疲労感の軽減
✅血流・循環の改善
✅下肢の柔軟性・可動域の調整
✅心身のリラックス・自律神経の調整
✅けが予防のサポート
いずれも即効性だけでなく、積み重ねることでコンディションの安定につながります。
🏴最後にレース前こそ「整える」
マラソン大会前は距離やペースにこだわるだけでなく、身体のコンディションを整える大切な時期です。
鍼灸は筋肉の状態を整える・疲労を軽くする・心身を休めるという観点から、とても良い治療法です。
マラソン本番は、これまで積み重ねてきた努力を発揮する大切な一日。
そのコンディショニングとして、鍼灸治療を取り入れてみてはいかがでしょうか?
下肢の張りや疲労感を整え、心身ともに落ち着いた状態でスタートラインに立つための"最終調整”として、多くのランナーに活用されています。
「いつも通り走る」ための準備として、大会前の鍼灸治療を一度試してみましょう。
参考文献・参考資料















